消化器外科
癌を中心に食道・胃・大腸・直腸等の消化管から肝臓・胆嚢・膵臓等の外科治療を行っており、胆嚢や大腸癌などには積極的に腹腔鏡手術を取り入れています。その他には鼠径ヘルニア手術も1泊2日で行っています。近隣の先生方からの緊急を要する消化管の出血や穿孔・腸閉塞等の依頼が数多くあり、其の殆どに対応しております。
外来診療担当医表
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 | 予約制なし 鎗田 努 呼吸器 予約優先 笹川 真一 消化器 | 予約制なし 日本医科大 呼吸器 予約優先 塚本 総一郎 消化器 | 予約制なし 鎗田 努 消化器 予約優先 笹川 真一 消化器 予約優先 山川 久美 呼吸器 | 予約制なし 鎗田 努 呼吸器 予約制なし 小林 清二 消化器 予約優先 山川 久美 呼吸器 | 予約優先 龍崎 貴寛 消化器 予約優先 塚本 総一郎 消化器 | 予約制なし 鎗田 努 呼吸器 予約優先 小出 義雄 消化器 |
午後 | 予約制なし 渡辺 義二 消化器 | 予約制なし 日本医科大 呼吸器 予約制なし 小林 清二 消化器 | 予約優先 小出 義雄 消化器 予約優先 東京医科大学 呼吸器 | 予約制なし 千葉大学 消化器 | 予約制なし 外科医 呼吸器 予約優先 塚本 総一郎 消化器 | 予約制なし 外科医 ※1 |
※1 第1週:千葉大 呼吸器、第2週:東京医大 呼吸器、第3 週:森下 弘基、第4週:横須賀 忠、第5週:千葉大 呼吸器
常勤医師
塚本 総一郎(副院長)
- 出身大学
- 筑波大学
- 卒業年度
- 1981
- 専門
- 消化器外科 乳腺外科 一般外科
- 資格
- マンモグラフィ読影認定医 産業医
笹川 真一
- 出身大学
- 三重大学
- 卒業年度
- 1989
- 専門
- 消化器外科 一般外科
- 資格
- 日本外科学会専門医
小林 清二
- 出身大学
- 北海道大学
- 卒業年度
- 1986
- 専門
- 消化器外科 一般外科
- 資格
- 消化器外科専門医・指導医 日本消化器がん外科治療認定医 外科専門医・指導医 日本内視鏡外科学会 技術認定医(胃)
泉對 貴子
- 出身大学
- 千葉大学
- 卒業年度
- 2013
- 専門
- 消化器外科 一般外科
- 資格
- 麻酔科標榜医 マンモグラフィ読影認定医
龍崎 貴寛
- 出身大学
- 佐賀大学
- 卒業年度
- 2014
- 専門
- 一般外科 消化器外科 乳腺外科
- 資格
- 外科専門医 日本乳癌学会乳腺認定医 マンモグラフィ読影認定医
腹部救急認定医 日本食道学会食道科認定医
非常勤医師
渡辺 義二
- 出身大学
- 千葉大学
- 卒業年度
- 1970
- 専門
- 消化器外科
- 資格
- 千葉県医師会医事紛争処理特別委員会委員、日本臨床外科学会評議員、千葉県外科医会顧問
天海 博之
- 出身大学
- 山形大学
- 卒業年度
- 2011
- 専門
- 消化器外科 一般外科
- 資格
- 日本消化器外科学会専門医 消化器がん外科治療認定医
2022年度、当院の外科は、主に常勤医師が患者さんの入院治療(全身管理、検査、手術等)を行っています。また、外来及び各種内視鏡検査に於いては、常勤医師に加え、複数の非常勤医師とともに対応しています。
手術症例に関しては2018~2021年度の4年間に於いて、消化器外科症例は全身麻酔、腰椎麻酔、局所麻酔合わせて208~259例/年間で推移しています。主要疾患では、胃がん7~12例/年間、直腸がん及び大腸がん28~41例/年間、胆石19~37例/年間、各種ヘルニア55~86例/年間、虫垂炎16~19例/年間となっており、その中での鏡視下手術の割合は虫垂炎、胆石に関しては、膿瘍形成や高度腹膜炎例を除いて概ね鏡視下手術を実施。胃がん及び直腸がん大腸がん症例では2018年度は鏡視下手術の実施はありませんでしたが、徐々に症例数を増やしており、2021年度は胃がん症例では4例/12例(33%)、直腸がん及び大腸がん症例では8例/28例(29%)と、適応の拡大を図っています。食道がんや肝胆膵領域ガンの高度侵襲手術は、食道がん0~2例/年間、肝胆膵領域ガン1~3例/年間となっています。また、手術のみならず、胃及び大腸ポリープ等に対しての内視鏡治療や各種消化器がんに対しての化学療法(抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬等)もおこなっており、がん手術後の補助化学療法や、切除不能再発がんに対しての治療にも対応しています。いずれの疾患に於いても患者さんの経過の中で、当院での診断や治療が非常に困難な場合は近隣の専門施設や千葉大学病院、県がんセンターと連携させていただき、適切な対応ができるようにしています。
外科を含め、病院全体としては外科(医師・看護師)、リハビリ(理学療法士)、薬剤(薬剤師)、地域連携室(ソーシャルワーカー)等、他業種間の連携を高め、入院から治療、回復期から退院まで、より質の高い医療サービスを提供できるよう努めています。