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小児循環器科

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小児循環器科

外来診療担当医表

更新日:2024年04月23日
時間

午前

午後

予約優先
寺井 勝
小児循環器
第3週

非常勤医師

寺井 勝

出身大学
千葉大学
卒業年度
1978
専門
小児循環器、小児科
資格
小児科専門医・指導医、循環器専門医・小児循環器専門医、集中治療専門医、成人先天性心疾患専門医、小児救急スペシャルインタレスト
自己紹介
未来あるこどもたちを守る使命がある小児科医として、地域のこどもたちの支援が少しでもできればと願っております。これまで、先天性の心臓病を抱えるこどもたちのエコー検査やカテーテルによる診断、薬物治療、不整脈のあるこどもたちの診断、治療、そして、乳幼児に多い川崎病の診断、治療に長年関わって来ました。

対象となる主な病気

1. 先天性心臓病
先天性心臓病は胎児期にエコー診断されるようになってきました。しかし、胎児期に診断が付かなかった場合でも出生後に、呼吸が速い、声が掠れる、手足が冷たい、ミルクを汗をかきながら休み休み飲む、体重が増えない、などの早期症状から診断されることが多いのです。また、乳幼児健診で心臓の音の異常として発見される場合、入学時の心電図検診で見つかることも稀ではありません。

2. 不整脈
日常的には症状がない場合でも心室性期外収縮として小学校から高校の心電図検診で見つかることが一般的です。思春期にみられる自律神経のアンバランスなどが原因のことが多いですが、治療が必要なもの、運動制限が必要な不整脈もあります。その他、頻脈発作を起こしやすいWPW症候群、失神で発見されるQT延長症候群などがあります。外来では、24時間心電図や運動負荷心電図などを行なって、治療方針を決定いたします。

3. 川崎病
川崎病は世界でもアジア人、特に日本人に多く、発熱、体に発疹、眼が赤い、唇が赤い、手足のむくみ、首のリンパ節腫大の6症状がみられる原因不明の血管炎です。毎年、1万人以上のこどもたちが発症します。主に乳児や4歳未満の幼児に多く、治療が遅れると心臓の栄養血管である冠動脈に炎症が生じて、冠動脈壁が瘤状になります。この冠動脈瘤の発生を予防すべく早期の診断、入院治療(大量免疫グロブリン+アスピリンなど)、そして退院後の定期的なエコー検査が必要となります。詳細は以下の川崎病の説明をご覧ください。川崎病と診断の際は、入院治療が可能な病院にご紹介いたします。
川崎病についてくわしくはコチラ